内視鏡検査後に注意するべきこと

受診前に押さえておきたい!内視鏡検査後に注意するべきこと

胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査は消化管の内部を詳しく観察することができるため、早期のがんなども発見することが可能です。また、病気を発見した場合は内視鏡を用いて病変部の組織を採取(生検)し、顕微鏡で詳しく観察する病理検査を同時に行うことができます。このため、目立った症状がない場合でも人間ドックやがん検診の一つの検査として受ける人も少なくありません。

しかし、内視鏡は優れた検査を行うことができる一方、口や肛門から内視鏡を挿入するため少なからず受検者に苦痛を与えることがあります。また、安全に正しく検査を行うため、検査前後の行動に注意しなければならないことも少なくありません。 特に検査後は「検査が終わった!」という安心感がありますが、内視鏡検査のために行った処置の効果がまだ残っている状態。検査後も数時間は気を抜いてはいけません。
では、内視鏡検査後に注意すべきことについて詳しく見てみましょう。

車の運転と食事に配慮が必要!
胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)後の注意点

胃カメラには鼻から挿入してのどから食道を通る「経鼻内視鏡」と口から挿入する「経口内視鏡」の2つのタイプがあります。一般的には経鼻内視鏡の方が嘔吐感などの苦痛が生じにくいとされていますが、どちらのタイプを用いても基本的に検査前の処置は同じです。

胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)を行う場合は、前日の夜9時以降は食事を摂ることはできません。また、水分を摂ることはできますが、牛乳やコーヒーなどは控える必要があります。
そして、検査当日は鼻やのどにスプレータイプやジェルタイプの局所麻酔薬を流し入れ、胃カメラを挿入することによる痛みや嘔吐感を軽減する処置がなされます。また、検査中の苦痛をより軽減するため、検査前に鎮静剤や鎮痛剤を使用する医療機関も少なくありません。

このような処置を行うため、胃カメラ検査後は次の点に注意しましょう。

検査当日は運転できない

検査前に鎮静剤などを使用した場合、検査当日は運転することはできません。また、鎮痛剤を使用していない場合でも、胃カメラ検査は絶食した状態で行いますので思わぬめまいやふらつきなどが生じる可能性もありますので運転は控えるのが望ましいです。
医療機関へは自身の運転ではなく、付き添いの方に運転を頼むか公共交通機関、タクシーを利用するようにしましょう。

食事は検査後2時間程度経ってから

胃カメラ検査を行う前には鼻やのどに麻酔をかけます。鼻にかけた麻酔はのどへ流れ落ちるため、経鼻内視鏡、経口内視鏡のいずれを使用する場合であっても検査後はのどの感覚が鈍く、動きも悪くなります。
のどに麻酔が効いた状態で飲食するとむせや誤嚥の原因となりますので、検査後2時間は飲食を控えるようにしましょう。また、2時間以上が経過した場合でも、まずは水分を摂って問題なく飲み込みができることを確認してから食事を摂ることが大切です。

検査後は香辛料やお酒に注意!
大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)後の注意

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)は肛門から内視鏡を挿入し、奥へ進めながら大腸内部の状態を確認していきます。このため、より正確な検査を行うには大腸内をキレイな状態にしておかなければならず、検査前日から多量の下剤服用が必要です。

検査当日は固形の便が出なくなったことが確認されると、腸の動きを弱める注射が行われ検査が開始されます。大腸カメラ検査は大腸を空気で膨らませながら行うため、お腹の張りや痛みなどを生じやすいもの。医療機関によっては検査による苦痛を軽減するため、検査前に鎮静剤や鎮痛剤を使用するケースもあります。

では、大腸カメラ検査後にはどのような注意が必要なのでしょうか?

鎮静剤を使用した場合は運転できない

検査中の苦痛を軽減するため、鎮痛剤などを用いた場合は検査当日に運転することはできなくなります。来院時や帰宅時の交通手段に注意しましょう。 また、鎮痛剤を使用しない場合でも、検査前に服用した下剤の効果が残っており、腹痛や下痢が生じる可能性もあります。運転に支障を来すことも少なくありませんので、運転は控えた方が無難でしょう。

検査後の食事内容に注意!

基本的に大腸カメラ検査後はすぐに食事を摂っても問題ないとされています。ただし、検査前に消化管の動きを弱める注射をした場合は急激な暴飲暴食をすると消化不良による胸やけや吐き気を引き起こすことがあります。当日はできるだけ消化の良い物を少量ずつ摂るようにしましょう。
また、検査中に生検を行った場合は大腸の壁の一部が傷ついている状態となっています。大腸の粘膜に刺激を与えるような香辛料やアルコールの摂取は一週間ほど控えることが必要です。

まとめ

胃カメラ検査や大腸カメラ検査は早期のがんやポリープなどを発見できる優れた検査です。しかし、安全でより正確な検査を受けるには検査前や検査後にも注意しなければならないことがあります。
特に検査後は検査のための処置の効果が続いていたり、処置のためのダメージが残っている状態です。検査当日の運転や食事については検査を受けたクリニックの指示に従うようにしましょう。

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執筆者 成田亜希子先生執筆者 成田亜希子先生

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