大腸カメラの費用はどのくらい?

この記事を読めば分かること

  • 大腸カメラ(大腸内視鏡)検査の費用は保険適用で大体4,000円くらいかかる!
  • 検査する腸の場所によって費用が変わる
  • 条件によっては保険適用でも15,000円~20,000円かかることもある!
  • 保険が適用できないケースがある!
  • クリニック選びは経験や実績が大事!

この記事は約6分で読めます。

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)の費用の相場

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)は内視鏡のカメラを通して大腸の内部を詳しく調べることができる検査です。超音波検査やCT検査などと異なり、内部の状態をリアルタイムに確認できるため、早期がんの発見にも大きく寄与しています。
一般的には健康診断や大腸がん検診などで「便潜血陽性」(便に血液が混ざっている)と判定された場合、血便が見られる場合に検査が行われます。しかし、食の欧米化などが影響して大腸がんの発症率が上昇しているため、近年では特に症状がない場合でも人間ドックなどで取り入れられるケースも多くなっています。

検査の内容によって費用は異なる

そんな大腸カメラ検査は一般的な画像検査などに比べて診断力が高い一方、費用も高くなります。
厚生労働省が定める診療報酬点数では、S状結腸までの大腸カメラ検査は900点(9000円)、下行結腸および横行結腸までの検査は1350点(13500円)、上行結腸及び盲腸までの検査は1550点(15500円)と定められています。
しかし、実際に大腸カメラを行うには上記の検査料だけでなく、初診・再診料(それぞれ282点:2820円、72点:720円)、検査前に服用が必要な下剤などの薬剤処方料などが必要です。
また、検査中にポリープや大腸がんが疑われるような病変がある場合は、その組織の一部を採取(生検)して、顕微鏡で詳しく組織を観察する病理検査を行うこととなります。これらの追加検査にも生検料(310点:3100円)、病理診断料(450点:4500円)などが必要となります。

余裕をもって用意しておこう

便潜血検査で異常が見られた場合や何らかの症状がある場合にはこれらの検査は健康保険が適応になりますので、自己負担は3割(年齢によっては1割)になります。
このため、大腸カメラ検査のみを行う場合、3割負担の方は初診・再診料と検査料、薬剤料などを合わせて7500~10000円ほどが自己負担として必要です。一方、生検や病理検査などの追加検査が必要となる場合は15000~20000円ほどの負担となるでしょう。
追加検査を行うか否かは実際に大腸カメラ検査を行わなければわかりません。検査を受ける際には追加検査が必要になることも考えて余裕をもって費用を用意しておくようにしましょう。

健康保険が使えないことも…?

特に症状がなくても健康状態を確認するために行う人間ドックなどでの大腸カメラ検査では、健康保険が適応にならないケースがあります。
このような場合は自由診療となるため全額自己負担となりますが、かかる費用は医療機関によってまちまちです。多くは大腸カメラ検査だけでなく、一般的な血液検査や画像検査、心電図検査、胃カメラ検査などを合わせたコースとなっていますので、検査を受ける前にかかる費用と検査の内容をよく確認しておくようにしましょう。
費用の相場は20000~50000万円ほどです。

リスクが高い?!費用だけで選ぶクリニック選び

基本的に健康診断の精密検査や血便などの症状があるときに行う大腸カメラ検査は健康保険の適応となるため、医療機関によってかかる費用に大きな差はありません。
一方、近年ではゴージャスでお城のような設備やプライベート空間を重視した人間ドックなどを専門的に行う医療機関や手軽さ・安さを重視する医療機関も多くなっています。人間ドックとして行う検査は基本的には健康保険が適応とならないため、費用はそれぞれの医療機関で大きく異なります。
いわゆる「セレブさ」を前面に押し出し、高額な費用が必要となるものの多くの患者が集まるクリニックも少なくありません。また、その反対に検査の安さをウリにするクリニックも増えています。

クリニックを選ぶ際のポイントは人それぞれ。費用を重視するという方も多いことでしょう。しかし、検査の技術や安全性はかかる費用で判断することはできません。高額な費用が必要なクリニックが必ずしも安全で正確な検査をしているわけでもなければ、低額な検査を行うクリニックが質の低い検査を提供しているわけではないのです。
費用のみでクリニックを選ぶのは一つのリスクとなりますので注意しましょう。

大腸カメラのクリニックを選ぶときに重要なのは経験・実績数とアフターフォローの充実度

では、どのような基準で大腸カメラのクリニックを選べばよいのでしょうか?チェックすべきポイントは次の通りです。

クリニックの実績がよくわかる

クリニックを選ぶ際に家族や知人からの評判を参考にする方も多いと思いますが、現在ではそれと同じくらいクリニックのホームページを参考にするという方も多いのではないでしょうか?
ホームページは単に施設の設備や費用だけでなく、検査の実績についてもしっかりチェックするようにしましょう。大腸カメラ検査は一定の技術を要します。実績数の多さは経験を積んだ医師が在籍している証。より安全かつ正確に苦痛が少ない検査を行うクリニックを探すには実績数も判断材料の一つとしましょう。

内視鏡の専門医がいる

大腸カメラ検査は、少なからず受検者に苦痛を与える検査です。痛みの感じ方は人によって異なりますが、より安全で苦痛を軽減した検査を行うには、検査を行う医師に技術と知識が求められます。
どの医師が一定の技術や知識を有するのか判断する材料の一つに「専門医資格」があります。特に、日本消化器内視鏡学会が認定する専門医は内視鏡検査・治療に関して一定の経験数と知識がなければ取得することはできません。つまり、日本消化器内視鏡学会の専門医を有している医師の技術や知識はある程度保証されていると考えられます。
クリニックを選ぶ際には在籍する医師の専門医資格もチェックしてみましょう。

提携医療機関が充実している

大腸カメラ検査は合併症が起こりやすい検査です。内視鏡で大腸の壁を傷つけて出血が生じたり、ひどい場合には大腸の壁に穴が開いてしまうことも…。また、生検を行った際に出血が止まらなくなるケースもないわけではありません。一般的なクリニックではこれらの合併症に対応するのは困難であり、近隣の総合病院へ搬送されることとなります。
多くは問題なく検査を終えることができますが、合併症を完全に防ぐことができない以上、検査を行うには万全の体制を整えておくことが必要です。クリニックを選ぶ際には、緊急時にスムーズな搬送ができる体制が整っているか、提携医療機関は充実しているかをチェックするようにしましょう。

まとめ

大腸カメラ検査を行うクリニックはたくさんありますが、より安全に苦痛が少なく、確かな精度の検査を受けるには慎重にクリニックを選ぶ必要があります。
かかる費用は医療機関や検査の内容によって異なりますので、事前に問い合わせておくと安心です。
また、クリニックを選ぶ際には費用面だけでなく、確かな実績があるクリニックか、日本消化器内視鏡学会認定の専門医が在籍しているか、緊急時の連携医療機関があるか、などもチェックするようにしましょう。

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執筆者 成田亜希子先生執筆者 成田亜希子先生

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